The Japan Association for Clinical Laboratory Science
従来、超音波検査は医師のオーダーのもと、患者に検査室へ来てもらう、もしくは大型機械を病室に持ち込み検査を実施している。近年、超音波診断装置の小型化が進み、POCUS(Point of care ultrasound)の普及により救急外来や集中治療室での診療中のベッドサイド、さらには災害医療や在宅医療でも超音波検査の実施が可能になってきている。今回、心イベントや発熱・腹痛、DVT(Deep Vein Thrombosis)など症状から考えるPOCTの有用性に関して座学にて学び、実習では実際に小型の超音波診断装置を用いて下肢エコーの実習を行うとともに、上記症状に関連するPOCT対応機器・試薬について使用方法や測定時の注意点等を学んでいただければと思う。奮ってご参加ください。 〔座 学〕 司 会 服部 聡、木下 真紀(POC 技術委員会委員) 【講演1】 「診断を支えるPOCUS:検査技師のための循環器入門」 演 者 黒沢 幸嗣先生(前橋赤十字病院 臨床検査科・超音波診療センター) 【講演2】 「腹痛(急性腹症)に対するPOCT」 演 者 田中 信悟先生(札幌医科大学医学部 感染制御・臨床医学講座) 【講演3】 「やってみよう!下肢静脈超音波検査」 演 者 平澤 英典先生(浜松医療センター 臨床検査技術科) 〔実 習〕 司 会 服部 聡、木下 真紀(POC 技術委員会委員) POCUSを用いた下肢エコー実習及び、心血管・腹部領域の症状に関連したPOCT対応機器・試薬を用いた実習 参加定員:120 名(事前予約必要・定員になり次第締め切ります) 参加費用:大会登録料に含まれます(第57 回大会の事前参加登録のお手続きをお願い致します)。 単 位:認定POC コーディネーター付与単位:3 単位(総論1単位・測定技術論1単位・運用技術論1単位 ) テキスト:日本医療検査科学会ホームページに掲載しますので、各自プリントアウトして持参してください。 参加証 :セミナー終了後、アンケート回答ページよりDLいただけます(要パスワード)。
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