The Japan Association for Clinical Laboratory Science
【「POCTの精度管理・品質保証」~品質保証のピットフォールを防ぐために~】 (2単位 : 総論1単位、運用技術論1単位)・(臨床検査領域講習2単位) POCTは迅速な診断と治療に有用な検査として普及しているが、適切な精度管理と品質保証が行われない場合、測定誤差が大きくなり誤診のリスクが生じる。 POCTの精度管理には、内部精度管理(IQC)と外部精度管理(EQC)による管理が求められるが、操作ミスやトレーニング不足、試薬や機器の管理不備、データのトレーサビリティ欠如など様々なピットフォールが存在している。ISO15189:2022では、POCTに関する要求事項が盛り込まれており、POCTの普及が進むにつれ精度管理と品質保証の必要性は増している。 今回のセミナーでは、精度管理と品質保証のポイントおよび、内部精度管理や外部精度管理の実施方法についての基礎知識と、品質保証におけるピットフォールについて具体的な事例を交えながら紹介し、POCTに関わる医療従事者が、より信頼性の高い検査を提供できるよう、実践的な知識と対策について考察する機会としたい。 講演1:「精度管理の基礎知識(仮)」 三好 雅士(徳島大学病院 医療技術部) 講演2:「POCTの精度管理(仮)」 岡 尚人(オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社) 講演3:「当院におけるPOCTの精度管理・品質保証(仮)」 土井 雅大(亀田総合病院 臨床検査部 POCT部門) 講演4:「患者ケア向上の鍵:システムを使った効率的なPOCT管理(仮)」 多田 恵(ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社)
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