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【第55回大会】大会長挨拶

55回大会開催にあたって

令和5106日(金)から8日(日)の3日間、パシフィコ横浜において、日本医療検査科学会第55回大会を開催させていただきます。

まずは、大会開催にあたり、シンポジウム・技術セミナー・モーニングセミナー・機器・試薬セミナーなどの企画をしてくださいました学会員の皆さま、共に開催準備と感染対策を共有してくださいましたJACLaSの皆さま、懇切丁寧にご指導を賜りました学会役員の皆さま、精力的に開催準備に奔走してくださいました学会事務局の石川さんと佐久間さんと学術広告社の田原さん、多大なるご支援を賜りました皆さまに深く感謝し、心から御礼を申し上げます。

 

55回大会のテーマは、「旱天慈雨」としました。文字通り、日照り続きの後に降る恵みの雨、の意から、非常に困ったときに、もたらされる救いの手の例えです。コロナ禍において、臨床検査はあらゆる局面で「恵みの雨」の如く、多くの方々にとって「救いの手」となったものと考えます。臨床検査の存在感が再認識されたものと強く信じております。新型コロナウイルス感染症の流行局面が変わっても、臨床検査が「救いの手」であり続けるために、立ち止まることなく前進していかなくてはなりません。このような意識を持ちつつプログラムを企画させていただきました。第55会大会にご参加いただけます皆さまにこの思いを共有していただけましたら幸甚です。

 

特別講演は、札幌医科大学の矢野俊之先生に「循環器領域に役立つ臨床検査:バイオマーカーから遺伝子解析まで」としてお願いしました。教育講演は、秋田大学の新山幸俊先生に「麻酔科医にとって気になる検査値」、札幌中央病院の市原浩司先生に「中規模民間病院における検査の現状と課題」としてお願いしました。また、四つのシンポジウムと国際シンポジウム、二つのモーニングセミナー、さらに、技術セミナー、機器・試薬セミナー、RCPCなどなど大会ならではの様々な領域からテーマをいただきました。

新型コロナウイルス感染症が落ち着いているようで、まだまだ油断がならない状況ですので、会員懇親会は開催しませんが、学術的な企画で会員の皆さまのお役に立てると確信しております。

55回大会へのご参加をお待ちしております。