一般社団法人 日本医療検査科学会
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理事長挨拶

理事長挨拶

 新年、あけましておめでとうございます。

 かねてよりお知らせしておりましたように、本年から本学会は日本医療検査科学会(The Japan Association for Clinical Laboratory Science: JCLS)に改称いたしました。これまで本学会は、メディカルテクノロジーと医療の現場をつなぎながら我が国の医療に貢献してまいりました。本学会の創設から50年を経た現在、我が国の検査室の自動化、迅速化は世界をリードし続けております。本学会が検査室の発達に寄与し、このような成果を挙げることができましたのも、“ 自動化 ” にかかわられてきたたくさんの方々のお陰であり、学会名改称に際しまして、本学会ならびに関連の諸組織、施設におかれましてご尽力を賜りました皆様に心より感謝申し上げます。

 本学会は50年の歴史がございます。50年前に受診していた町の医院で検査機器らしきものと言えば血沈棒と顕微鏡くらいであったのを記憶しております。日々発達するテクノロジーによって、医療における検査では、検体検査のみならず生理検査、細菌検査、画像診断、遺伝子検査と、従来人の手で行われることが多かった領域にも自動測定や迅速な情報処理が適用されるようになって参りました。本学会に対する社会的要求も多様性を増し、大きくなっているように思われます。日本臨床検査自動化学会として築いた確固たる地盤に根を張って、日本医療検査科学会として我々の活動の場を拡張し、本学会のさらなる発展と、より多くの社会貢献を目指してまいりたいと思います。昨年行われた旧名称下での最後の大会となった第51回大会では、3000名近い学会参加者と延べ10,000人を超えるJACLaS EXPO来場者があり、海外からも多数の参加者がございました。本学会の関心領域のみならず活動の場の拡張が求められていることが実感されました。本年は、新名称初の大会として、東邦大学の横田浩充会長の下、9月24日(木)〜26日(土)、パシフィコ横浜にて日本医療検査科学会第52回大会が開催されます。大会テーマは「これからの臨床検査のあり方—日本医療検査科学会の幕開け—」です。演題募集期間は 4 月 1 日〜 30 日になっております。検体検査領域はもちろんでございますが、生理検査、病理診断、遺伝子診断、細菌検査領域からもたくさんの皆様のご参加を期待しております。

 本学会の次の 50 年への扉は開かれました。新しい領域への扉であり、世界への扉であり、まだ見ぬテクノロジーへの扉であります。本学会の更なる発展と、皆様の益々のご活躍を祈念 して、新年のご挨拶といたします。何卒、本年もよろしくお願い申し上げます。

理事長 萱場 広之