謹啓 秋涼の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、去る10月11日～13日に神戸国際会議場・同展示場で開催されました日本臨床検査自動化学会第50回大会におきましては、多大なご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございました。「臨床検査自動化50年－新たな飛躍へ」のテーマを掲げて企画・運営にあたりましたところ、おかげさまで学術集会には史上最多となる2,732名の方にご参加いただき、また295題の一般演題ご発表、特別講演、教育講演に加えて各種シンポジウムやセミナー等での活発なご討議をいただき、盛会裡に終えることができました。心より感謝申し上げます。また、同時開催されました日本臨床検査機器・試薬・システム振興協会展示会JACLaS EXPO 2018には103社からのご出展をいただき、活気ある展示会となりました。
50周年記念企画として行いました臨床検査50年の歩みについてのメモリアル講演やパネル展示、歴史的科学機器遺産の展示、それから第1回自動化学会・JACLaS EXPO合同交流会も好評を博したものとありがたく思っております。 ひとえに学会会員ならびに産業界の皆々様のご指導・ご支援、さらに今回の開催地でありました医療産業都市・神戸市からのご支援ならびに中内力コンベンション振興財団からも助成をいただきまして、各方面にあらためて厚く感謝申し上げます。本学会が今後も日本の臨床検査の発展に中心的な役割を果たすであろうことを強く実感いたしました。
明年の第51回大会は新たな出発点として、東海大学医学部・宮地勇人大会長のもと、2019年10月3日（木）から5日（土）パシフィコ横浜で開催されます。本学会のさらなる発展と皆々様の御多幸を祈念し、お礼のご挨拶といたします。
謹白
平成30年10月吉日
日本臨床検査自動化学会第50回大会
大会長 通山 薫