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大会長あいさつ

53回大会開催にあたって

 

2021年108日(金)-10日(土)の3日にわたり、パシフィコ横浜において日本医療検査科学会第53回大会を開催致します。ご支援いただきました学会員の皆様、協力企業様ならびに本学会に関連する方々にお礼申し上げます。本学会の総合テーマは「日本医療検査科学会の未来を創る―技術革新と人材育成―」としました。サブテーマとして、1.新技術や人工知能(AI)の活用に基づく臨床検査、2.検査の品質確保のための産学連携、3.学際化・国際化の推進、4.学会で活躍する人材の育成、をあげました。がんゲノム診療における遺伝子診断や人口知能(AI)は治療薬の選択に大きく貢献できます。アジアをはじめとしたグローバルな展開や精度管理なども大切です。また、なんといっても将来を担う人材は最重要と考えます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威をふるい、甚大な被害をもたらしています。医療現場のみならず社会生活にも大きな影響を与えています。本感染症の診療や感染対策を行う上で、臨床検査がきわめて重要であることが周知されました。また、PCR検査に携わる臨床検査技師の役割も注目されています。特別講演は、政府専門家会議のメンバーとしてご尽力いただいている東邦大学教授の舘田一博先生にCOVID-19の現状と展望について、お話いただきます。また、シンポジウムや機器セミナーでも核酸検査や抗原・抗体検査につき、新しい情報をご提供いただきます。

with /afterコロナ時代における医療体制を構築する時期になっています。臨床検査は、安全・安心な医療を支えるものであり、本学会の役割はきわめて大きく、将来像や展望を考えてみたいと思います。教育講演は、本学会ならびに臨床検査領域をリードしていただいている九州大学教授の康 東天 先生ならびに東京大学教授の矢冨 裕先生にお願いしております。本学会と関係が深い日本臨床検査機器・試薬・システム振興協会(以下、JACLaS)が10周年を迎えており、記念講演会も開催いたします。

国際化も進めていく必要があります。国際交流委員会のシンポジウムで、海外の先生方にリモートでご講演いただきます。中国装備学会との共催シンポジウムにも多くの参加者を期待しております。

感染対策を徹底して現地開催を予定しており、JACLaS EXPO 2021にもご参加いただきたいと思います。学会場で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

 

日本医療検査科学会第53回大会大会長 栁原 克紀