平成27年4月1日
POC推進委員会では以下のごとき方針で活動していく予定です。意見がありましたらお寄せ下さい。
会員に対して,講演会・セミナー,出版物等を通して,POCTの有用性,問題点を理解する機会を提供し,POCTの上手な活用,質の向上に資する。
POCTの管理運営が臨床検査室(臨床検査技師,臨床検査医)の業務であることを認識し,積極的な取り組みを促す。
「POCTとは,検査の必要性が生じたそのとき,被検者がいるその場で,あるいは傍らで行う検査であり,速やかに検査結果が得られ,被検者自身に検査が見えるという利点を活かして,迅速かつ適切な診療,介護,健康管理など医療・福祉の質およびQOL(Quality of life)の向上に資するための検査である。」委員会では幅広い定義とするとの基本方針です。検査項目(検体検査に限らない),場所,測定者は問わず,利点とそれを活かしたアウトカム指向の定義としました。将来,臨床検査の体系が変わっても通じるような内容を考えました。